JAVAと言ったら「Oracle」ですが、元々は『Sun Microsystems』という企業が開発した言語です。
Oracleは2010年に企業買収により《JAVAのオーナー》となりました。
※フレームワークである「JSF」についても、元々Sun社が開発したものなので、漏れなOracleの手中です
当初はOracleも「JSF」のリリースに注力していたのですが、時代の流れが悪いのかJAVA事業自体の利益は減収の一途を..
そして遂に限界を迎えたOracleは2017年、こう発表しました。
『もう疲れました。Java EEのすべての権利を、オープンソースの標準化団体(Eclipse Foundation)に寄付します』と。
やる気がない企業から標準化団体へ権利が移行した事で、ポジティブな着地となった様に見えます。
最後にOracleが爆弾を投下します。
『あ、[javax]はうちの商標だから使わないでね』と。
これが『JSF』から『Jakaruta』に改名した経緯となります。
何をもって危険か、という話もありますが、Jakaruta用のPrimeFacesは普通にリリースされています。
ただしPrimeFacesは、前述した『Oracleお家騒動』の最大の被害者かもしれません。
何故って彼らは、Jakaruta用のPrimeFacesのリリースにあたってひたすらある作業をしていました。
そう『javax ⇒ jakaruta』に書き換える作業を脳死状態で行ったのです。
そしてJakarutaリリースの約4ヶ月後、遂にお試し版である『PrimeFaces 10.0.0-RC1』が発表されました。
しかしその製品はお試し版の名に恥じない程の『使えない商品』だったのです。
でもそれはPrimeFacesだけが悪いわけではありません。
元々JAVAの思想は【分散型開発】なので、色々なモジュール、フレームワークの集合体です。
その一つ一つが『javax ⇒ jakaruta』への書き換えを余儀なくされています。
PrimeFacesはむしろリリースが早すぎて、周りとの連携に失敗(他のモジュールの書き換えにミスがある等)したとも言えます。
しかし周りの目は残酷ですよね。
『PrimeFaces動かねぇじゃないか!』『PrimeFacesは信用できない』と辛辣な意見が噴出しました。
これを受け、PrimeTek社も考えます。
『Jakarutaは信用できない』『新たな開発でもするか』と。
そして生まれたのが【Prime】の冠名を持つ以下3連単です(競馬っぽく)。
・PrimeVue(Vue.js用)
・PrimeReact(React用)
・PrimeNG(Angular用)
新たな商品を大量に世に放ち、どれも一番人気になる商品へと成長しました。
そんな彼らは恐らくこう思っているでしょう。
『PrimeFaces? あぁあの地方競馬で頑張ってる子ね』と。
これ完全に負のスパイラルですよね。
① PrimeFacesは使えないと誤解される
② PrimeTek社は生き残りをかけ、新たな販路を開拓し成功した
③ PrimeFacesのリリース周期自体は遅れてはいない
④ しかし開発企業の[JSF > Jakaruta]移行がネガティブ
⑤ PrimeTek社は気づく『いくら鞭振っても歓声が聞こえない』
⑥ PrimeTek社は更に気づく『地方競馬は所詮..』
⑦ PrimeTek社は選択と集中のため中央競馬に完全に舵を切る
⑧ そんな⑦の噂が業界を駆け巡る
⑨ 見捨てられた子を使うのは『危険』の烙印が押される
どうでしたか?涙で画面が滲んでませんか?
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